「ChatGPT、便利らしいけど、プロンプト(命令文)を考えるのが面倒くさい…」 「『#命令書』とか『#制約条件』とか、スマホでポチポチ打ってられるか!」
わかります、めちゃくちゃ分かります。 僕も最初は、教科書通りの丁寧なプロンプトを打とうとして挫折しました。だって、4歳の息子が「パパ、戦いごっこしよ!」って背中に乗っかってきている状況で、そんな優雅なタイピングできませんから(笑)。
でも、諦めないでください。 実は、有名な「深津式プロンプト」を**育児現場用に極限まで削ぎ落とした「パパ専用フレームワーク」**があるんです。
これを使えば、イヤイヤ期の対応も、冷蔵庫の余り物で作る夕飯も、ものの10秒でAIに丸投げできます。 忙しい僕らのための、最強の「手抜き」技術。今日はこれをシェアしますね。
なぜ、普通の「深津式」じゃダメなのか?
AIを使う上で、絶対に知っておくべき基本の型に**「深津式プロンプト」**というものがあります。 これは、note社の深津貴之さんが考案されたもので、AIから精度の高い回答を引き出すための「発明」です。
本来はこんな感じです(ざっくりイメージ)。
#命令書 あなたはプロのライターです。 以下の#制約条件 を守り、#入力文 を元に記事を書いてください。
#制約条件 ・文字数は2000文字 ・語尾は「です・ます」調 ・小学生でもわかるように
#入力文 (ここにテーマを入れる)
…うん、素晴らしいです。仕事で使うなら完璧です。 でも、片手で抱っこ紐を支えながら、スーパーのレジ待ちでこれを打てますか? 無理ですよね。僕なら「もういいや、クックパッド見よ」ってなります。
僕らパパに必要なのは、**精度80点でもいいから、爆速で答えが返ってくる「軽量化された型」**なんです。
育児・家事特化!「パパ専用3行フレームワーク」
そこで僕が試行錯誤してたどり着いたのが、これです。 名付けて、「パパ専用3行フレームワーク」。
難しい言葉は一切なし。「役割」「現状」「やってほしいこと」の3つだけ伝えます。
【コピペOK】基本の型
【役割】あなたは〇〇のプロです。
【現状】今、〇〇(困っている状況)です。
【命令】私に代わって、〇〇(解決策)を3つ提案してください。
これだけです。これならスマホでも打てそうでしょ? 実際にどう使うか、よくある「パパのピンチ」で見てみましょう。
ケース1:魔のイヤイヤ期、どう対応する?
子供が理由もなく泣き叫ぶ。こっちもイライラしてくる…。 そんな時、冷静な第三者(AI)に意見を求めると、驚くほど心が落ち着きます。
▼ 入力するプロンプト
【役割】あなたはベテラン保育士です。
【現状】4歳の息子が「お風呂イヤ!」と泣き叫んで動きません。もう30分格闘して僕も限界です。
【命令】子供が自分からお風呂に入りたくなる「魔法の誘い文句」を3つ提案してください。
▼ AIの回答(例)
パパさん、お疲れ様です!30分も向き合ったんですね、すごいです。 以下の3つを試してみてください。
- 「おもちゃ救出作戦」: 「大変!お風呂にいるアヒル隊長が溺れそうだ!隊長(息子くん)、救出頼む!」と使命感を持たせる。
- 「選択肢を与える」: 「パパにおんぶで入る?それともペンギン歩きで入る?」と「入るか入らないか」ではなく「どう入るか」を選ばせる。
- 「氷あそび」: 「特別に、コップ1杯だけ氷を持っていっていいよ!」と特別な許可を出す。
どうですか? 「あ、それなら試せるかも」と思える案が出てきますよね。何より、「お疲れ様です」と言われるだけで、ちょっと泣きそうになります(笑)。
ケース2:冷蔵庫の中身が絶望的
仕事から帰って、妻は寝かしつけ中。「ご飯どうしよう…」と冷蔵庫を開けたら、キャベツと卵しかない。 そんな時も、この型が火を噴きます。
▼ 入力するプロンプト
【役割】あなたは節約料理研究家です。
【現状】冷蔵庫にキャベツ1/4と卵2個しかありません。調味料は一通りあります。
【命令】10分で作れて、ご飯が進む「ガッツリ系おかず」のレシピを考えて。
これだけで、AIは「キャベツと卵のオイスターソース炒め」や「とん平焼き風」を提案してくれます。 自分で考える時間をゼロにできる。これが最大のメリットです。
さらに楽をするための「辞書登録」ハック
「いちいち【役割】とか打つのも面倒だよ!」 そんな声が聞こえてきそうです。安心してください、僕もそうです。
なので、この型をスマホの**「ユーザー辞書」**に登録しちゃいましょう。
iPhone / Android での設定手順
単語:
【役割】あなたはのプロです。
【現状】今、です。
【命令】私に代わって、を3つ提案してください。
(※入力しやすいように、改行を入れて登録するのがコツです!)
よみ: 「ぷろ」または「えーあい」
こうしておけば、スマホで「ぷろ」と打つだけで、一瞬でテンプレートが呼び出せます。 あとは空欄を埋めるだけ。これなら、子供を抱っこしたままでも親指一本、10秒で完了です。
実際にやってみて分かったこと
正直に言うと、この「3行フレームワーク」は、本家の深津式に比べれば回答の精度は少し落ちます。 たまに的外れなことを言ってくることもあります。
でも、僕ら育児中のパパにとって重要なのは、「100点の正解」よりも「今のカオスを打開する60点のヒント」が「今すぐ」手に入ることじゃないでしょうか?
僕はこの型を使い始めてから、
- 子供にイラッとした時に、一旦スマホを取り出すことで冷静になれた
- 献立を考える「見えない家事」の脳内メモリを解放できた
- 何より、AIという「相談相手」が常にポケットにいる安心感ができた
という変化がありました。 特に**「役割」を与える**のがポイントです。「保育士」とか「シェフ」とか、その道のプロになりきってもらうことで、AIの回答がグッと頼もしくなりますよ。
まとめ:今日からAIを「育児の相棒」にしよう
最後に、今回のポイントをサクッとまとめます。
- 完璧なプロンプトはいらない: 育児中は「雑でも速い」が正義。
- 「役割」「現状」「命令」の3行だけ: これでAIは十分動いてくれる。
- 辞書登録で秒速化: 「ぷろ」で呼び出せるように仕込んでおく。
【今日からの一歩】 まずは騙されたと思って、以下のテキストをコピーして、スマホのメモ帳か辞書登録に入れてみてください。
【役割】あなたは〇〇のプロです。
【現状】今、〇〇で困っています。
【命令】解決策を3つ提案してください。
これさえあれば、次の「パパ見て!」攻撃も、夜泣きも、少しだけ余裕を持って迎え撃てるはずです。 一緒に、AI使い倒していきましょう!

コメント