でも周りからは「もっと頑張れ」って目で見られるし、手を抜いてるって思われるのも癪で…。
結局、今日も100点で仕事しちゃいました。疲れた…。
手を抜きたいけど、無能だとは思われたくない。そのプライドと責任感が、僕ら世代のパパを一番苦しめる呪いなんですよね。
お疲れ様です。4歳と0歳の怪獣を育てながら、なんとか会社員として生き延びているパパです。
毎日仕事に育児に、本当にお疲れ様です。
あなたは十分に頑張っています。これ以上、会社のためにアクセルを踏む必要なんてない。
僕自身、以前は「評価されたい」「認められたい」と必死でした。
でも、ある日気づいてしまったんです。
「会社って、平時は『家族』みたいな顔をしてくるけど、何かあったら一瞬で『他人』になるな」って。
今日は、そんな冷徹な事実に気づいてしまった私たちが、
会社という組織を利用し倒し、家族との時間を死守するための「戦略的60点主義」についてお話しします。
「サボる」のではありません。
プロとして契約通りのパフォーマンス(60点)を出し続け、しぶとく生き残るための生存戦略です。
📋 この記事に書いてあること
なぜ「60点」でいいのか?会社員という「サブスク契約」の正体
まず、「60点=手抜き」という思い込みを捨てましょう。
会社員契約において、60点とは「合格ライン」のことです。
学校のテストなら100点を目指すべきですが、ビジネスにおいて「頼まれたことを、納期通りに、要件を満たして提出する」。
これは立派なプロの仕事であり、契約履行です。
●給料は「成果」ではなく「我慢料」で決まる
残酷な話をします。
あなたが今日、必死に頑張って120点の成果を出したとします。
あるいは、少し手を抜いて60点の成果で定時に帰ったとします。
今月の給料、1円でも変わりますか?
変わりませんよね。
会社員、特に日本のメンバーシップ型雇用における給料は、成果の対価というより「拘束時間への対価」であり、理不尽な指示に耐える「我慢料」の側面が強いです。

120点取っても給料が同じなら、労力を半分(60点)にして定時で帰ったほうが、「時間あたりの単価(時給)」は圧倒的に高くなります。
私たちは経営者ではありません。
「会社の利益」よりも「自分の時給」を最大化すること。これがパパとしての生存戦略の第一歩です。
●「期待値」を上げると、自分も家族も苦しくなる
一番怖いのは、あなたが優秀であるがゆえに「あの人はやってくれる」という期待値(ハードル)が上がってしまうこと。
まさに「優秀な人ほど損をする」バグですよね。
一度120点を見せると、次はそれが「当たり前」になります。
だからこそ、初めから「60点」を出し続けることが重要なんです。
「あの人はそこそこだけど、大怪我はしない」
このポジションこそが、細く長く、定年まで生き残るための最強の立ち位置(防空壕)です。
実録「トカゲの尻尾切り」。会社は有事の際、絶対守ってくれない
「でも、そんな態度で働いてたら、いざという時守ってもらえないんじゃ…?」
そんな不安があるかもしれません。
ここで、ある先輩パパ(私の戦友)の実体験をお話しします。
彼は会社のために滅私奉公し、休日返上で働いていました。
しかし、あるプロジェクトでトラブルが起きた時、会社がどう動いたか。
「全責任を彼個人に押し付け、会社としての責任を回避した」のです。
まさに、トカゲの尻尾切りでした。
●平時は「労基法」が守るが、有事は「自己責任」
この経験から学べることは明確です。
平穏な日常においては、日本の労働基準法は最強の盾です。
「能力不足」程度で正社員をクビにすることは、法的にほぼ不可能です。
だから、60点の仕事をしていても、明日路頭に迷うことはまずありません。
しかし、不祥事や責任問題という「有事」になれば、会社は容赦なく個人を切り捨てます。
会社は「家族」ではなく、利益を追求する「組織」だからです。
そこには温情もへったくれもありません。
だからこそ、私たちも会社に対してドライな「取引先」としての感覚を持つべきなのです。
●尻尾切りされないための「最低限の防衛ライン」
では、どうすれば「尻尾切り」のリスクを回避しつつ、60点主義を貫けるのか。
それは「可愛げ」と「コンプラ」です。
▼ 60点パパの生存マニュアル
- 挨拶だけは誰よりも元気よく(タダで出来る最強の処世術)
- 勤怠(遅刻・欠席連絡)はきっちり守る
- 経費精算や日報など、事務手続きは100点でやる
- 「仕事は遅いけど、悪い人じゃない」ポジションを確立する
仕事の成果は60点でいい。
でも、人間関係の潤滑油である「挨拶」や、会社のルールである「コンプラ」をおろそかにすると、敵を作ります。
敵を作ると、60点主義はただの「サボり」と見なされてしまう。
逆に言えば、ここさえ押さえておけば、労基法に守られながら定年まで逃げ切ることは可能です。
周りの目が気になるパパへ。「出来ないキャラ」を演じる技術
とはいえ、「周りの目が気になる」というのは簡単には消えませんよね。
「あいつ、最近やる気ないな」と噂されるのが怖い。
そんな時は、発想を逆転させましょう。
「出来ないキャラ」こそが、最強のタイムマネジメント術であると。
●断る勇気はいらない。「あえて失敗する」勇気を持て
仕事を振られた時、「忙しいので無理です」と断るのはエネルギーがいります。
角も立つし、嫌な空気になる。
だから、断らなくていいです。
その代わり、「期待に応えないアウトプット」を出しましょう。
- ❌ 完璧な資料を作って「さすが!」と言われる
- ⭕ 最低限の内容で出して「うーん、ここ直して」と言われる
これを繰り返すと、上司は学習します。
「こいつに急ぎの仕事を頼むと、修正の手間がかかるな…」と。
そして、自然と仕事が「出来る人(出世したい人)」の方へ流れていきます。
最初はプライドが傷つくかもしれません。
でも、思い出してください。
あなたの目的は「会社で褒められること」ですか?
それとも「定時で帰って、子供とお風呂に入ること」ですか?
●出世コースを降りた先に広がる「時間」という資産
「出世コースから外れる=負け」という価値観は、昭和の遺物です。
出世すれば給料は少し上がりますが、責任とストレス、拘束時間は指数関数的に増えます。
一方、ヒラ社員のままなら、責任は限定的。
有給も取りやすいし、育休だってフル活用できる。
出世競争というレースから降りた瞬間、あなたの周りから「敵」がいなくなります。
誰もあなたをライバル視しないから、人間関係も驚くほど楽になる。
これぞ、「負けるが勝ち」の現代版です。
浮いたエネルギーをどこに使う?「会社依存」からの脱却準備
さて、60点主義で温存した体力と精神力。
これをただの「余暇」で終わらせてはもったいない。
会社を「取引先」と割り切ったなら、次は「複数の取引先」を持つ準備を始めましょう。
▼ 会社以外の「居場所」を作る
- 副業:会社の給料に依存しない「第2の財布」を作る
- 投資:NISAなどで将来の不安を減らす
- 地域・趣味:会社の名刺が通用しないコミュニティを持つ
- 家族:子供の成長は「今」しかない限定コンテンツ
会社はあくまで、毎月定額を振り込んでくれる「ベーシックインカム(生活最低保障)」。
そう考えると、会社への不満も「まあ、金くれるからいいか」と許せるようになります。
会社に期待せず、依存もせず、ただ利用する。
これが、これからの時代を生きるパパの「最強のメンタル」です。
🏁 まとめ:今日から「60点パパ」を始めよう
長くなりましたが、最後にこれだけは伝えたいです。
あなたの代わりは会社にはいくらでもいますが、
家族にとって、あなたの代わりはいません。
だから、勇気を持って「60点」を選んでください。
最初は怖いかもしれません。罪悪感があるかもしれません。
でも大丈夫。会社はそう簡単に潰れないし、あなたをクビにもできません(労基法最強!)。
今日からできるスモールステップ:
- 退勤10分前にはPCを閉じる準備をする
- 「すみません」と言うのをやめて「ありがとうございます」と言う
- 明日やる仕事を、今日やらない
●よくある質問(FAQ)
Q. 本当に評価が下がっても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。評価が下がっても給料は数千円〜数万円しか変わりません。その差額のために残業して寿命を削るより、副業で稼ぐか、節約したほうがコスパが良いです。
Q. 同僚に嫌われませんか?
A. 「仕事を押し付ける」のではなく「自分の範囲をきっちりやる」スタンスなら嫌われません。愛想よく、挨拶をしっかりしていれば、案外「そういうキャラ」として受け入れられます。
Q. 窓際族になるのが怖いです。
A. 現代の窓際族は「社内ニート」として時間を持て余す勝ち組とも言えます。その時間を読書やスキルアップ(こっそり)に使えば、将来のリスクヘッジになります。
4歳と0歳の怪獣たちと戦いながら、残業ゼロでブログを書くサラリーマン。
「出世より定時退社」がモットー。会社をATMと割り切る生存戦略をXで発信中。

コメント